2006/3/1 Wed

3/1最初の音楽ソフトは楽譜だった・・?

今はCDの売れない時代とか言われています。
僕は音楽がデジタル化されたころから、やがては
チップの中に音楽をデータで読み込む時代が来ると
思っていたのですが、Ipodや携帯でのダウンロードで
そういったものが現実となりました。

音楽産業史上、最初の音楽ソフトは楽譜だった・・・?
過去を振り返ると蓄音機の初期の時代はまだ譜面を売るのがメイン
で、家庭のピアノなどで演奏する事で曲を楽しんでいたとか。
そして大恐慌時代になり楽譜産業は風前の灯火になったという。

僕は時折、好きなピアノ曲の譜面を弾いてみることがある。
実際は臨時記号などが多くて、読むのもなかなか困難で億劫だったりする。
それでも練習し、時間を経て曲が形になってくると背筋がぞっとする瞬間がある。
CDでは簡単に聞き流していたものがこんな音の並びだったのかと。
点と点が結ばれて、そのモザイク模様が壮大な景色に変わってくるような感動。
時を越えた作曲家の隠されたメッセージが読み解かれる。

神の領域としか思えないような音列。
譜面を読み、弾くことでしかたぶん分からない音楽の秘奥。

そんな時、CDなどで楽しく聴いているだけでは
やっぱり届かないものがあるだろ、と無精な自分に言い聞かせている。