2006/12/5 Tue

12/5ジングルボーイたかし君

とあるデパートの一角に
等身大のリアルなサンタ像が飾ってあった。

そこに小学校低学年の子供を連れたお母さんが立ち止まり、
サンタ像がリアルに口を動かしながら
歌うさまを見ていた。
どうやら足下のボタンを押すと様々なレパートリーを
披露してくれる仕掛けになっていたようだ。
「Dashing through the snow
On a one-horse open sleigh・・・Hohoho」

最初のうちはお母さんも一緒に歌っていたのだが、
そのうち子供がサンタに夢中になって
キャアキャア言って興奮し始めた頃には
お母さんは飽き飽きしてきて
「たかし、もう行くよ。このままおいていくよ!」
とけしかける。

たかし君は別れ際に、
名残惜しそうに口を腹話術風に動かしながら歌っている
サンタの目を、子供特有の濁りのない瞳で見つめながら、
なんと

「パン!パン!」

と柏手風に二度手を叩いた・・・。

そして、合わせた手と手の皺をあわせて
「ナ~アム」と言わんばかりに
手のひらをこすり合わせながらサンタに頭を下げた。

大きなサンタが神々しく思えたのか?
それともクリスマスプレゼントはゲームにして、と
お願いしたかは不明だが、
たかし君の意外な行動が忘れられない一日となった。