2007/4/20 Fri

4/20 1992年、六本木の夜に

パソコンでオーディオを整理していたら

「TIME」の懐かしい曲が出て来た。
今ではラップやR&B(ティンバランド的なもの)で一般的になった
32ビートの打ち込みを初めて使ったグループではないでしょうか?。
初期の「TIME」は、実は「プリンス」が一人で多重録音していたんだよな、と。
そんなこと思い出していたら何故か、ふと
プリンスにまつわる過去の笑える体験を思い出した。

それはもうずいぶん昔の話。
上京して来た父を連れ六本木のバーへ行った時の出来事。

父はなんでも珍しく思えたようで、
店のプロジェクターで流れていた「プリンス」のビデオを
じっと見入っていた。

「この男か女かわからない歌手はだれかな?」
父は従業員に話かけた。
「プリンスでございます。」
「なんていう曲?」
「Sexy Mother F××××r.でございます」
周りがうるさい中、聞き取れなかった父は、もう一度従業員に聞き返した。
「マザーの後が聞こえんなあぁ、何と言ってるの?」
少し小さな声で
「F××××r.でございます。」
「え?何?そこが聞こえんのですよ。」
今度は普通に大きな声で、開き直ったように
「F.u.c.k.e.rです。」

その瞬間、偶然にも曲が終わって店が一瞬静かになり、
「F××××r.」というあり得ない下品な言葉が店に大きく響いた。
外国人のお客さんが「何?」と冷やかな視線を投げかける。
ただただ悪気も無い無垢な父の好奇心に僕はなすすべもなく、
人知れず耳を真っ赤にしていたのです。

全ては偶然が引き起こした悪戯ですが、
後で思い起こすと結構可笑しい夜だったなと思うのです。