2011/1/22 Sat
デスクに向かい
息が胸いっぱいに吸えるような
気持ちで創造的に作業しています。
かつて未来志向の作家、安部公房さんが
ワープロという新たなツールを使うことで
違う作風を模索されたという記憶がありますが、
今年の僕はそのまったく逆をやっています。
パソコンで書き
作っていた音楽を
楽譜と生演奏だけで
作ろうとしている。
便利な時代になりすぎて
機械に頼ることが当たり前に
なっていたと感じます。
手で書くということだけで
脳が活性化し、
曖昧模糊とした領域に
光が差すような感覚。
色々手を替え品を替え、
やることだけでも刺激になります。
そういえば食べ物の話で恐縮ですが・・。
おでんのネタ。
僕は関東特有のネタ、
ちくわぶ(小麦粉でできたちくわの形をしたもの)、
すじ(関西のものとちがい魚の軟骨みたいな練り物)を
受け付けなかったのですが、
なぜか急にちくわぶが好きになった。
好きなものが増えるのは
なんとなく、うれしい。