8/25若尾文子「青空娘」
若尾文子ファンの僕ですが、
初めて観る作品。
増村保造監督と若尾さんの初コラボ映画を
DVDで観ました。
1957年若尾さん24才の時の作品。
なんとも初々しい。
(増村監督といえば、後々テレビで
山口百恵の赤いシリーズを担当、
赤いというタイトルが多いです)
増村監督と若尾さんは黄金コンビで、
バリエーションのある、
クリエイティブな作品を数多く
残しています。
男が男であり、女が女であった昭和という時代。
60年代までの若尾さんの役どころといえば、
どちらかといえば、
悪女を演じるものが多かったのですが、
この作品は異色。
超爽やかなシンデレラストーリ。
昔の東京の景色をデジタルリマスターのカラーで
鮮やかに見せてくれるのも嬉しいですね。
50年代のシンプルな人間のありかたと
青空に心洗われる作品でした。