10/10チャンバラ革命!
海外の人と接すると、たまにこっちが知らない日本の知識に
驚かされることがある。
先日もアメリカの道を辿る番組で、
ネイティブインディアンが民族楽器の
縦笛(尺八やアイリッシュフルート的なもの)を自ら製作している時に、
「思いを込めて縦に削るんだよ。
君の国にもこんな笛あるだろ、それと同じだよ。」
と言っていた。
外国人だからこそ知っている事柄もあるとは思うけど、
ファーイーストの島国の日本について
「なんでそんなこと知ってんの?」と思わされる。
ところで最近本で知ったのだけど、
日本の侍の戦いに於いては、実は刀はあまり使われなかったらしい。
槍と矢が主な武器だったようだ。
刀は侍のアイデンティティーとプライドとしての役割。
組んずほぐれつの接戦や、首を取る時ぐらいしか使わなかったという。
(しかも使うとしても短刀が主。普通の長い刀は重すぎて実戦では難しく、
特に家の中では天井に当たって意味をなさないとか。)
時代劇の小道具、衣装や設定は、
江戸期の色んな時代が、まぜこぜになっていると聞いたことがあるけど、
それはそれでいいとして、
本当の歴史のディテールをだれか描いてくれないかなぁ。