11/17口に触れた瞬間に
最近少なくなった高価なカップを選べる喫茶店。
たまたま入った店がそんな店だった。
僕が選んだのは名の通ったブランドのもの。
高温で焼かれただろう真っ白な陶磁器。
それにコバルトで色づけされた花に、
陰影をつけて薄い部分を作ることで
見事な距離感が生まれている。
なんという淡いブルー。
すっかりそのブランドのファンになった。
硬度の高い磁器の薄くなめらかな冷たい口当たりも
なんとも言えない。
じろじろ器を眺めてはしばらく贅沢な時を過ごした。
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